はじめに 蠣崎波響(宝暦十四年・一七六四~文政九年・一八二六)の初期の作品は、建部凌岱や宋紫石の作風の影響を強く受けて、細密な筆致と極彩色、そして緊張感ある構図をもつ南蘋風の作風を特色とする。しかし市場に出回っている多くは円山応挙の門に入っ…
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